一般的に、家庭に普及しているのは「複合フローリング」です(「複層フローリング」「合板フローリング」などとも呼ばれます)。
「集成材」「合板」といった基材の表面に、化粧材(木や特殊シート)を張り合わせて製造され、抗アレルゲン機能などを備えた製品も多く流通しています。
一方「無垢フローリング(「単層フローリング」)」は丸太から切り出した自然なままの状態を活かしているため、その肌触りや質感が魅力的です。
>> フローリングの種類まとめ!床材の種類・張り替え価格の違い
【複合フローリング】
複合フローリングでリフォームする際の費用は、オーク(ナラ)タイプであれば1畳あたり1万3千~3万7千円程度かかります。
複合フローリングは、単板の種類・厚み、また仕上げ方によっても価格が変動し、耐久性のあるものや、無垢のようなデザインのものほど商品代がかかる傾向があります。
防音性のある製品が多いので、集合住宅でリフォームする際におすすめです。
【無垢フローリング】
無垢フローリング材を使用してリフォームする場合、例えばオーク(ナラ)タイプのものであれば、費用は1畳あたり2万3千~4万5千円位になります。
木の種類や木目、節の有無によって本体価格が変わり、節がない無垢材ほど高級です。
無垢のフローリング材は調湿効果がある健康的な素材ですが、防音性が認められていないためマンションのリフォームでは使用できない場合があります。
管理規約に違反しないかどうか、リフォーム業者と一緒に確認してからフローリング材を選びましょう。